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03/07/16 長いバイクライフを送る

早く死を迎えたいと思っていたが、健康に長生きしたいと思えるようになった。

昨年、まだ乗っていた頃から少しずつ考えていた。
ロードレースやモトクロスは30代でシニアだったりするんだけど、大型ラリーやエンデューロはそうでもないので、45歳でパリダカ初出場とかの人がそれなりにいるのね。

スーパークロス(モトクロスの更にとんでもないバージョン)の選手は、怪我でレース人生を退場したりする。
サンデーライダーは、結婚したり仕事が忙しくなったり、そもそも乗るのが身体的につらくなり、降りたりする。
どんな種類の二輪乗りでも、事故で大怪我したり、死んだりする。

二輪免許を取得してから随分経つが、それなりに乗ってきた分免許を取りたての人よりは小回りできたり、取り回しもよほど重かったりしないかぎりは安定してきた(昨年2.5km押して家まで納車した)。そう考えると、長く乗れて練習出来たほうが夢には近づくのかなと思う。
それには怪我で退場しないことが重要だと思うようになった。

さすがにトラックに轢かれたらひとたまりもないが、道路に投げ出されて皮膚を焼いてしまうのは衣類で防げるので、プロテクター入りのライディングウェアなるものを検討することになった。
結構ベーシックなものでもズボンが15000円くらいするので、10代のライダーがわりと軽装なのもなんとなく理解できる(推奨はしないが。。)
自分も250のネイキッドに乗っていた頃は、この程度のスピードならジーンズでも対応できるのではという感覚でいたが、実際アスファルトに身体を擦ると皮膚がなくなると思う。

しかし、冬のセールでジャケットを見ていたがこれだというものがいまいちなかった。安全性を高めたものを試着してみたが、肘などが動かしにくかったり、かさばったり、重かったりして、慣れないと危険かなという印象が高かった。教習を受ける時からこういうものを着ていれば違和感なく着れたと思うのだが、諦めた。
代わりに革が厚めの革ジャンを購入した。
プロテクターが入っていないので衝撃吸収は望めないが、擦り傷防止効果は高いと思う。
何より塩ビの革ジャン(革ではない)を着ていた期間が長かったので、関節の動かしやすさの限界などはわかっている。
schottなどの高級なものも考えたが、予算をグローブ等に回す事にして、それなりに定評のあるリューグーで購入した。16000円。
勿論以前から持っているホースハイドの革ジャンより薄いが、思った以上の厚みがあった。水牛とのこと。かなりコスパが高い。

グローブはナップスの冬物セールで購入。
革と、関節部分は硬い樹脂?でできている。大手だがブランドロゴが大きく書いてないのが決め手。
それまでモトクロスグローブで乗っていた(!?)ので、寒くて冬はあまり乗らなかったが、やっとまともなライダーになれたかという感想。
そもそも何故ネイキッドをモトクロスグローブで乗っていたかというのも謎が深い。習慣とは怖いものだ。ブーツはライディングブーツなのにね。トライアンフのトリプル乗りの先輩に突っこまれた記憶が微かにある。。。

あとはパンツですかね。プロテクターが入っていて、一万円くらいだといいなと思ったが1.5出さないと厳しい。
レインウェア上下はワークマンの作業用が価格の割に凄いです。

オフロード装備はニーブレイスとネックブレースが欲しい。
ニーブレイスは膝をやると生活に困るので。
スケボーのストリート系プロなんかはプロテクター類は基本つけないので、割とすぐジャンプでACL切ったりして一年リハビリしたりして苦しんでいる。 

ネックはそこまで活躍どころがあるか不明なんだけど、プロがアルパインスターを結構つけていてかっこいい。

チェストプロテクターは買った直後にコースで前に投げ出されて胸から落ちたので良さを実感できましたとさ。

コースを走るにはナンバーや灯火を外す必要があるので、いっそのことヘッドライトやメーターもフロントゼッケンに簡単に換装できるように組もうか検討している。
取りづらい前ウィンカーは曲がるので割れにくいと思うが、メーターはガラス製で危ないし、重い。レース中壊した人の話もあった。
丸目ライトをつけてウィンカーをサスに移植、メーターは小さいものをつけられれば、現地でライトとウィンカーを外しやすくなる。

モトクロッサー買えよという心の声もなくはない。