これはフィクション

書く、を気軽にする

2/15 引越しをする

 引越しが予定されている。8日後で、あらかたのものは運び出してしまった。あとはがらくただけだ。住所変更などのかったるいタスクはまだ残っている。冷蔵庫も洗濯機も捨てる。

 私は東京人だから、別に家を借りる必要も特に無く、実家に帰る。本心を言うと、実家以外を探す気力も、家賃を稼ぐ気力もない。一人で暮らすのは楽しかったが、苦しくもあった。私の大学生活の殆んどはこの六畳とその周辺にあったのだ、今はなぜか炊く前の米粒が4粒見えるだけの暗い静かな部屋、あとソブラニエが一缶ある。

 ここまで書いたところでいつも駄文を書いて申し訳ないと思っている

 サービス精神はブログでは発揮されない。

 今はこれを読んでいる

 薄々と気づいてはいたが、私は少年の純真さが苦手かもしれない。同時に彼らが性に目覚めていく様子も苦手だ。一抹の母性を持って見てしまうからであるような気もする

 どうでもいいが、文庫の表紙がツルツルしているのがどうも好きになれない。グレアがあり光を反射するし、少し表紙が堅い。結果として本から少し浮いて隙間が出来る。金のかかっていない紙の表紙が好きだ…

 最近は民謡を聴いていて、熊本の「おてもやん」がとても印象深かった。現代語訳すると

おてもやん、最近嫁にいったんでそ

いったけどダンナの顔が病みあがりでぐちゃぐちゃだから挙式してない

 

 この時点で結構すごいと思って、なんかこう ああ引っ越して4月から仕事して、辞めるかもしれないしそうでないかもしれないし運がよければどこかで結婚するかもしれなくて人生ってそんなもんかなあと思いました。