これはフィクション

書く、を気軽にする

4/4 光るのは瞳ではない、社章であった

 

春はあけぼの?

昨日入社をしました。

社章をつけるときにピンを二度も指に刺して

今日襟を弄っていたらもう一度刺した

ピンバッチをつけるのに憧れがあったので自分の会社に社章があったのがうれしかった。

きらきら光っている

内定が決まった という安堵の嬉しさの次がこれであった

生まれる世が違ったら勲章を胸に下げる軍人になっていたかもしれなかった

などと話を聴くだけの研修を受けながら考えた

給料なんてのは、社長のバックにいる資産家がどれだけのものかで決まるんだ

いわゆる「社員」ていうのは、アルバイトや自営とはそれぞれ全く別のものだと気づくまで時間がかかった

知っているのとやってみるのとは違うと思った。

金もないし、人生の次の一手に関するアイデアもないので、しばらくこれでいこうと思う。

 

東京を離れて研修を受けている。

今まで比較対照が海外だったから気づかなかったが、私は東京が好きだ。と思った。

東京には冷たく人格の無い雑踏があり、己の無力をかみ締め紛れるのが心地よい。

大阪は中国や欧州で見たものと似た、論理に基づいたやさしさがあるかもしれない。

それはいいと思った。

東京のやさしさは「常識」に基づいている気がしている。

やさしいと言われるためのやさしさ

私はそうだから、胸が痛くなる

 

ああリフレクソロジー(足つぼ押すやつ)いきてえ…