これはフィクション

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02/08/15 処方変更と埋めるキャンバス

医者に行くのに保険証を忘れそうになりました。

混乱があるのと、特に理由のない薄く長い希死念慮が出ていたので処方変更がありました。
特に意味がなく死ぬ感じがする、というのは不思議で、本当につらいです。

かなり変わった印象です。
デパケンR400mg
ストラテラ40mg朝夕 計80→夜80
頓服 リスペリドン ジェネリック液0.5

どうもSSRIの類(ジェイゾロフト)が死に関する感覚に悪さをしている感じは、診断が明確でなく処方がパキシルだった時からあったのですが、リフレックス(NaSSA)が良い感じがあるので徐々に切り替えていく方針になりました。
二つはかなり異なる仕組みと効果の薬なので、うまくいけばリフレックスだけにできるのではないかと期待しています。

ゾロフトは昨年100mgから50mgにして変化がなかったので、不要論があります。ジェイゾロフトのジェイはジャパンのJで、元々の名前はゾロフトですが、国内では似た名前の薬があるのでJをつけたという経緯らしいです。

リスペリドン頓服液は飲み忘れ時の離脱症状の緩和や急性の混乱時のために以前から出ていました。今回ジェネリックになったので、味がグレープフルーツから甘い味になって良かったです。これはまた独特な効果があるものなので、そのうち細かく書きたいと思います。

どうもストラテラの飲み忘れが多く、飲み忘れを防ぐ効果もそれなりにある感じの薬なので飲み忘れると更なる飲み忘れを呼び、効果が安定しないので全量夜の服用になりました。いいのか?


しかし、未来を楽しみにしている時に死の感覚がでてきたり、食事があまり取れなかったりするのは完全に意味不明です。
本人もよく理解していないので混乱があるが、常に見てきた家族から見てみれば気がふれているのかなあといった感じなのでしょうか。わかりません。



草間彌生のパーカーを買ったきっかけにwikipediaの記事を読んでいると、点でキャンバスを埋めるのは、そうすると子供の頃落ち着くことを発見したから、というようなことが書いてありました。  

これは個人的には物凄い発見で、子供の頃アクリル画を描いていた頃は、動物の絵の毛の部分を一本一本引いて埋めていくのに謎の安心感があったことを思いだしたからです。

他にもゴッホが好きだったので、母が向日葵をフラワーアレンジメントに使った時にやたらと水彩を描いていましたが、種の部分を埋める時が一番気分が良かったのを覚えています。
向日葵の水彩は、一枚市のコンクールで特賞を取りました。多くの他人が自分の絵を見る、という体験が斬新に感じたのを覚えています。

わけがわからないのは、翌年ピアノ作曲でも特賞を受賞したことです。テープ録音と楽譜の提出が条件だったのですが、小学生にはハードルが高く応募者があまりいなかったのではないかと思いました。
そもそも五線譜が書ける人間がいるのか謎でした。米国の公立小学校低学年は、音楽の授業がなかったのです。

それでもなぜか、その頃から漠然と、芸術の道には進まないだろうと思っていました。理由はありません。今思うと進んでも楽しかったのではないかと思います。