これはフィクション

書く、を気軽にする

01/15/2013   振り返らない だらだらスケボーについて書く

 

 昨年のエントリで、次の記事では2012年を振り返りますので

とか書いていたがあまりいい事がなかったので別にいいやって事にした。

 

 その代わり1/2からスケボーをしているのでそれについて書く。

 

 本当はもっと早く始めたかった。去年とか大学在学中とかいうレベルではなくて、

小学生の頃クラスの男子が皆持っていたのね。Los Angelesに住んでいたから。

 

 でも女の子はたいていローラーブレードで、私もかなりそれは乗っていた。

ジャンプしたり、紐をつないだ自転車から引いてもらって、紐を離して、坂を飛んでみたり。でもやっぱりスケートボードがしたかった。テレビで見たx-gamesのvertがかっこよかったから。

 vertはハーフパイプがものすごくでかいみたいなものを滑る競技で。端から空に飛び出して、くるくる廻ったりするの。あと、skateboarding is not a crime っていう言葉が流行っててなんかシールとかあったりしてかっこよかった。

 

 何度か両親に頼んだことはあったけど結局危ないからとか、女の子はやらないとか言われて買って貰えなかった。怪我が怖かったんだと思う。

 7th gradeに入った頃、小学校の6年生の時、弟が誕生日に友達からトイザラスの玩具のボードを貰った。彼はMTBが好きだったから全然使わなくて、結局私は数回乗ったけれど上手く曲がれる作りでないし、なにより小さかったので、その後まもなくして日本に行く事になってからは女子校でスケボーとは無縁の人生を送っていた。

 

 中学の頃一度ボードを買おうと思ったことがあって、無地のもので1万2千円、柄入りで2万円くらいであると知って無地のものを買ったが、本もないしyoutubeもまだなくて、情報をどうやって得るかわからなくて、結局ollieもできるようにならなくて、自転車の籠に入れていたら盗まれてしまったけど愛着がなかったのでどうでもよかった。そのときはあまり楽しくもなかった。

 

 何故昨年急にスケボーをやろうと思い立ったのかが全く思い出せない。

 と、思ったが、よく考えたらTank Girlの最新コミックだった。

 Tank Girl  Skidmarks で、スケボー事故で植物人間になりそうな友人の手術費用を払うためにオートレースに出る話で、空のプールのへりをボードスライドしている場面があったからだった。

 

 youtubeでpool skateを見てるうちに、あーこれはやらないと後悔する、と思って即スケボー専門店を検索、近いのは吉祥寺と新宿で、でかいのは渋谷にあるということがわかった。

 とりあえず吉祥寺はなじみがあるし、地図をみたらすぐ場所がわかったので行ってみた。でも張り紙を見たら無地のボードでも一式組むとクソみたいに高い。商品は服が多いし、ちょっと並べてあるホイールなんか6千円以上する。

 こんなんだったっけ?

 しかもなんか店員が始めて買うのかとか話しかけてくる。

 せっかく来たのでシールでも買うか、と思って物色していると、DVDが結構あることに気がついた。その棚にDGKのParental Advisoryがあって、youtubeで少し見て気になっていたpretty sweetと迷ったが価格が倍以上違うしくさを吸っている写真があったのでDGKのほうにした。

 内容はとにかく良かった。1800円で買った。DVDはちょっとしたアホな劇と、ライディング映像を繰り返して、皆物凄く高い場所とか行ったりしているわけではないのにかっこいいし、上手い。オマケでカレンダーとシールとポスターがついていた。

 が、そんなのはどうでもいい

 

 ブランド創設者がすごい

Williams grew up in PhiladelphiaPennsylvania, United States (US), and started skateboarding at the age of eleven.[2] When Williams was fourteen, he left Philadelphia to hitchhike to California.

 意味がわからない。14歳でフィラデルフィア(クリームチーズ)からカリフォルニア(マイ故郷)までヒッチハイクで移動。

 かっこよくない訳がない

 

 DVDでは、それまで見たことがなかったnose manual とかbluntslide を見てホゲーっとする。ollie とkickflipとcabしかトリックを知らなかったので。

 翌日西武新宿の店へ。こんなとこに店があったのか、という場所。

 そこは部品がかなり展示量があって、価格もわかりやすいし、セールのボードも沢山あった。

 chocolate とかelementはメインストリームすぎないか?と思い込んでいたが、

 justin eldridgeのfighter jet が気に入って即座にそれに。

 プールを滑りたいので大きめのホイールに、venture Loにライザーをつけて。

 ベアリングはredsがいいとどこかのforumでみたのでそれにした。

 二万円くらい。 

http://pics.lockerz.com/u/imatani.nana5751/photos/271894026/_

 ボードのグラフィックも、トラックも、気に入っていたので高いと思わなかった。

大学での仇名が ”戦闘機” だったのだ、 

 

 まあなんだかんだで体調を崩したりしていて初乗りは01/02/2013になってしまった。

 とりあえず自由に動き回れるので、

 ollie(いわゆるジャンプ)

 manual(片側のタイヤでバランスを取って走行)

 pop shuvit(ボードをちょと浮かせて自分の下で180度回転させる)

 の練習をしたりしている。

 ollieはちょっと飛べているが左足がまだ上手く使えてない。

 manualはまだあまりできない、shuvitは練習中右足に激痛が。

 

 ボードに乗ってる時は完全に独りの世界に浸れている、水泳っぽい

 

 bushingが削れてゴミが出まくるのでbones hardに交換

 板も動きながらちょっと飛ぶ、という段階でもうテール(後ろ部分)の板7層中2層目が剥げてきたので危機感を覚える

 

 カリフォルニアストリートという有名な店と、渋谷の宮下公園を見学に行く。

 ちょっとこまいものを購入。

 公園は外人のグループと日本人が二人いるだけ。

 日本人はうまい。 外人はこけまくっているがたのしそうだ。

 

 今の板の柄が気に入ってるので完全に剥げるまで使いたくないので、予備を買っておいた、正月にLakaiの靴とセットで1万円だったunifulのコンプリート

 柄が気に入らないので塗装した。

http://pics.lockerz.com/s/276981732

 考えるのがめんどくさくて、 FUCK って書けばいいか、って

 

ネットで買うと安いので、米国から板と小さめのホイールを購入。

organicaのシャチ柄

antiheroのロゴ30%少なめ(1/3が無地)

slaveのすごく安いロゴ入りのもの

bones swiss, reds2箱、bushings3セット、トラック2セット、グリップ、ねじ

財布、pretty sweetとbones brigade autobiographyのDVD Tシャツ2枚

プロテクター、ホイール2セット

で500ドルくらいか

 

 ゴミオートバイでも12万したからスケボーは安いのでは 

 bones swissはなんかいいベアリングで、

 正直始めたばっかで買うのもどうかと思ったが

 乗りたくても乗れなかったあの頃の事を思い出すと大人になっていい事は

 金が使えることなのかもしれんなあと思って買ってしまった。

 

 まだつけてないので、ollieが左足もきれいに飛べるようになって、

 動画で確認できたらつけることにする。

 

 bones brigadeのDVDを見て、一番共感できたのはrodney mullenだった、

 ”skateboarding became my words, a way to express myself...”

    すごくどもりながら、厳しい親がスケートボードをやらせてくれなくてつらかった 日々を思い出してたんだと思う、一言一言が凄く奥深くから来ていて。

 

 関節が痛いし、なんか足の筋をひねってしまったのでしばらく滑れない気配    がする。

 

 真剣に左足が痛い。